検索順位が決まる流れについて解説していきます。
この流れを理解していないと、無駄な労力をかけることになります。
Googleの検索を決める要素は、主に二点あります。
静的→動的入り口から出口まで全て見られている。
Google検索に上位表示する流れについて説明していきます。
Google検索には、静的評価と動的評価があります。
一番最初にデータ公開時には、Googleが実施した採点に基づいて評価されます。
⓵静的な評価(Googleの初動評価)
静的評価 = Googleが機械的に決めるもの
静的評価
⓵クロール→②ディスカバー→③インデックス→④初期順位が決まる
一般論として、サイト公開後の初動評価は低い場合がほとんどです。
例えば、こちらのサイトは公開時には、29位前後と評価されました。
しかし、周囲のサイトよりも優れており、そのうちに上位に表示されると分かっていた為、リライトや調整作業はしませんでした。
結果、検索順位から2ヶ月以上、消失後、突如として10位以内にランクされています。
その後は順調に4位⇒2位⇒1位と評価を上げていき、現在では検索上位で安定しており、売上の軸となっています。
検索順位1位を獲るというと、下記のようなイメージを持たれる方も多いと思います。
しかし、このような最初から1位、読者が見た後もずっと1位をキープし続けるというのは、珍しいです。
⓶動的な評価(ユーザーの反応を踏まえた変動)
動的評価 = 読者のクリック率、滞在時間、解決率など現場成績
動的評価
⑤閲覧→ ⑥比較(Googleが比較している)→⑦再評価
この教材を作っている段階で、もっとも参照しやすいデータを軸に
検索が決まるまでの時間は千差万別
パターン⓵ 公開からずっと1位
パターン⓵ 上位取得まで3ヵ月、その後安定
こちらのサイトは、検索順位を安定させるまで3ヵ月ほどかかりました。
公開後、明らかにコンテンツ内容は競合より優れていましたが、新規サイトのため初動評価は低かったため、
⓵静的評価 = 新規サイトのため低い
⓶動的評価 =新規サイトでも成績が良ければ評価される
その後、何度も連続アップデートがありましたが、長期で安定して上位を維持し続けています。
上記の図式に基づいてサイトが評価されます。
パターン⓷ 上位取得まで2ヵ月、その後安定
こちらのサイトは、検索順位を安定させるまで2ヵ月ほどかかりました。
公開後、明らかにコンテンツ内容は競合より優れていましたが、新規サイトのため初動評価は低かったため、
⓵静的評価 = 新規サイトのため低い
⓶動的評価 =新規サイトでも成績が良ければ評価される
その後、何度も連続アップデートがありましたが、長期で安定して上位を維持し続けています。
上記の図式に基づいてサイトが評価されます。
パターン⓵ 上位取得まで1年、その後安定
2024年4
こちらのサイトは、検索順位を安定させるまで2ヵ月ほどかかりました。
公開後、明らかにコンテンツ内容は競合より優れていましたが、新規サイトのため初動評価は低かったため、
⓵静的評価 = 新規サイトのため低い
⓶動的評価 =新規サイトでも成績が良ければ評価される
その後、何度も連続アップデートがありましたが、長期で安定して上位を維持し続けています。
上記の図式に基づいてサイトが評価されます。
パターン⓵ 上位取得まで1年、その後安定
2023年9月に公開後、2024年10月に1位を取得したケースです。
パターン⓵ 2024年4月公開、2024年11月の1位取得まで半年
ユーザーエクスペリエンス合格を基準に
ユーザーエクスペリエンス合格を目標にする。
つまり、初動評価がイマイチでも動的評価が良ければどんどん上位を狙っていくことができるのです。
立ち上げから、三か月経過しても低空飛行ならサイトの内容とキーワードがマッチしていないかもしれません。
実際、質の良いコンテンツでも20位からスタートして、1年かけて上位に上っていった事例もあります。
サイトのコンテンツ、内容、質など、あらゆる点で他サイトよりも勝っているのに順位が低いという場合、コンテンツをいじくりまわすのではなく、時間をおいてみるのもおすすめです。
検索順位は常に相対評価
また、動的評価においては、常に他サイトとの比較となります。
そのため、アップダウンを繰り返してあるべき位置に収まっていきます。
従って、質の良いコンテンツでも右肩上がりでどんどん上がるのではなく、必ず上下動を繰り返します。
大事なのは、長期トレンドで右上を向いているかです。
直ぐに結果が出る性質のものではないので、今日明日の順位に一喜一憂せず、長いトレンドで見ていくことが欠かせません。
また、サイトの順位などはサーチコンソールでチェックすることができます。
新サイトはすぐに上位にはならない host tage
素晴らしいコンテンツを作っても急に上位にくることは稀です。信頼度の積み重ねや、サイト自体の箱の大きさなどが関わってくるからです。新入社員が入社後、すぐに重要な役職に就けないのと同じです。検索順位は会社の出世と同じようなものです。
有能な新入社員に急に大きなプロジェクトを任せることはないように、サイト自体でどれだけ有益かどうかの裏付けが取れてから上位に表示させるのが妥当です。
ただし、人材(サイトの市場)が不足している場合は、新入社員に任せざるを得ない事もあります。
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